賃上げ、値上げに関わるの記事
米航空大手7〜9月、デルタが一人勝ち LCCは不振
2024年10月30日
日本経済新聞より
【さこしんの所見】
『介護業界も賃上げ!値上げ!インバウンドの波に乗れ』
介護業界も賃上げ・値上げ・インバウンドは関係ある。
まるで高級ホテル並みの老人ホームが、予約で埋まっているにも関わらず、介護職員は低賃金。
2025年までに約37万人の介護職員が不足する危機に、賃上げ値上げは必須。
もちろん質の高いサービス、体験の提供は必須。
内閣府の調査では、世帯主が60歳以上の世帯の貯蓄額の中央値は1,592万円、全世帯の貯蓄額の中央値の1,054万円の約1.5倍。
貯蓄の目的についてみると、「万一の備えのため」が47.5%で最も多い。
今こそ『体験』に価値を置いた賃上げ値上げインバウンドを考える時!
介護業界の賃上げ、値上げ、インバウンド
日本の介護業界は、賃金の低さや物価の上昇、さらには介護職員の不足など、さまざまな課題を抱えています。
しかし、人口大減少国である日本において、これらの問題を軽視することはできません。
特に中小企業にとっては、大企業と競争しながらシェアを獲得することが難しく、単純に「安く売る」という戦略では生き残れないのです。
介護業界でも賃上げ、値上げ、インバウンド以外の選択肢は存在しません。
賃上げが必要な理由
結論
介護職の給与は業界の魅力に大きく影響します。
賃上げは優秀な人材の確保に欠かせません。
理由人材不足: 高齢化が進む中、介護が必要な人は増えていますが、介護職を選ぶ人は減少しています。
待遇の改善: 賃金が上がることで、介護職の社会的評価が高まり、より多くの人がこの職業に就くようになります。
具体例
厚生労働省のデータによると、介護職の離職率が高い一因は給与が低いことです。
値上げの必要性
結論
介護サービスの価格を適正に設定することは、持続可能な運営にとって重要です。
理由
コストの増加: 人件費や資材費が上昇しており、従来の価格体系では運営が難しくなっています。
サービスの質向上: 値上げによって得た収益をサービスの質向上に活用できます。
具体例
近年、一部の高齢者向けマンションは、価格を引き上げることで高品質なサービスを提供しています。
インバウンドのチャンス
結論
インバウンド需要を取り入れることで、介護業界の収益を多様化できます。
理由
外国人労働者の受け入れ: 日本の介護業界は、外国人労働者を受け入れ始めており、これにより人材を確保できる可能性があります。
観光と介護の融合: 海外からの旅行者に日本の高齢者施設を『体験』してもらうことで、新たな収益源が生まれます。
まとめ
介護業界では、賃上げ、値上げ、インバウンドの取り組みが不可欠です。
これらを実施することで、業界の持続可能性が高まり、サービスの質も向上します。
人口減少が進む中で競争が激化しているため、中小企業もこれらの選択肢を真剣に考え、実行する必要があります。
高単価商品を提供することで、利益が向上し、持続可能なビジネスモデルを構築。
今こそ、賃上げやサービス向上に注力する時です。
コメント