パスワード漏洩関連の記事
パスワード漏洩、3年で7割増「123456」なお最多
2024/11/03
日本経済新聞より
【さこしんの所見】
『パスワードを変えてパスワードが分からなくなるストレスがこれからも続く』
#でもパスワード大事
#長いパスワードがイイらしい
#忘れてしまいやすいけど
パスワード漏洩の現状
近年、パスワードが漏洩する件数が急増しています。
特に、日本人のアカウントからは276のサイトで約713万件の漏洩データが発見されました。
これは2021年の約428万件を7割近く上回る数字です。
2022年にも約143万件の漏洩が確認されており、この傾向は続いています。
さらに、ソリトンシステムズが見つけられなかった漏洩ファイルもあるため、実際の被害はもっと大きいと考えられています。
2024年10月30日
Soliton Logo
「日本人のパスワードランキング2024最新版」公開より
主なデータ
2021年の漏洩件数: 約428万件
2022年の漏洩件数: 約143万件
2023年の漏洩件数: 約713万件
単純なパスワードの危険性
結論
単純な文字列や予測しやすい文字列をパスワードに設定すると、不正ログインのリスクが高まります。
特に「123456」などの簡単なパスワードは、依然として多くの人に使われており、攻撃者にとって非常に狙いやすいです。
理由
多くの人は、覚えやすさを重視してパスワードを設定するため、どうしても単純な配列を選んでしまいます。
その結果、攻撃者が簡単にパスワードを推測できるようになります。
また、漏洩したパスワードが他のサイトでも使用されることが多く、リスクがさらに増大します。
具体例
よくある単純なパスワード
・123456
・password
・12345678
・qwerty
これらのパスワードは、辞書攻撃やブルートフォース攻撃に非常に脆弱です。
攻撃者は、数分以内にこれらのパスワードを特定できる可能性があります。
ECサイトの取り組みの重要性
結論
ECサイトなどの事業者は、ユーザーが推測されやすいパスワードの設定を禁じる仕組みを導入することが重要です。
これにより、ユーザーのパスワードセキュリティを向上させ、不正アクセスのリスクを減少させることができます。
具体的な取り組み例
パスワード強度のチェック: ユーザーがパスワードを設定する際に、強度を評価するシステムを導入する。
複雑さの要件: 数字、大文字、小文字、特殊文字を含むパスワードを強制する。
パスワード変更の促進: 定期的にパスワードを変更するようリマインダーを送信する。
まとめ
単純なパスワードを使用することは、不正ログインの大きなリスクを伴います。
ユーザーは、自分のアカウントを守るために、より強力で複雑なパスワードを設定する必要があります。
また、事業者もこの問題を真剣に捉え、セキュリティ向上に努めることが求められます。
今こそ、自分のパスワードを見直し、安全なオンラインライフを実現しましょう。
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