【2024年最新】冬でも熱中症!脱水対策は出来てる?

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夏より危ない冬の脱水症 

暖房で乾燥、感染症も原因に

2024/11/30 05:00

日経速報ニュース

夏より危ない冬の脱水症 暖房で乾燥、感染症も原因に - 日本経済新聞
気温や湿度の上昇で体内から水分が失われて起きる脱水症や熱中症。夏場だけだと思いがちだが、実は暖房器具の使用で室温が上がって乾燥しがちな冬場にも発症リスクが潜んでいる。特に感染症に脱水症状が加わると、重症化しやすい。本格的な冬の到来を前に改め...

【さこしんの所見】

『冬でも油断すると脱水症、知識を付けて予防対策』

#トイレが近い人

#水分制限してる人

#脱水による熱中症に注意

冬の脱水症は夏よりも危険

冬になると、寒さが厳しくなるため、多くの人が「熱中症」の心配をしなくなります。

しかし、実は冬こそ脱水症状や熱中症のリスクが隠れています。

特に高齢者や認知症の方にとっては、寒さと暖房が引き起こす乾燥が脱水症状や感染症を引き起こす原因となり、健康リスクが高まります。

本記事では、冬の脱水症状を予防するための対策と、感染症との関連について説明します。

冬の脱水症状が危険な理由

冬でも脱水症状は起こる脱水症状は夏に多いと考えがちですが、冬でも同じように危険です。

寒さによって喉の渇きを感じにくくなり、水分補給を怠りがちになります。

また、暖房を使っている室内では空気が乾燥し、知らぬ間に体内の水分が失われてしまいます。

このように、冬は水分補給を忘れがちな季節であり、脱水症状が引き起こされやすいのです。

感染症との関連

冬は風邪やインフルエンザなどの感染症が流行する季節でもあります。

感染症にかかると、体温が上がり、発汗や下痢などによって体内の水分が失われやすくなります。

そのため、脱水症状が悪化しやすいのです。特に高齢者や認知症の方では、感染症によって体調が急激に悪化し、脱水が原因で重症化するリスクが高まります。

高齢者・認知症の方の脱水症対策

脱水症状を防ぐために心がけること高齢者や認知症の方は、水分を自分で摂取する意識が低くなることがあります。

そのため、介護者として積極的に水分補給をサポートすることが重要です。

水分を頻繁に摂取する習慣を作る

高齢者や認知症の方は、喉が渇いていなくても水分を取らないことが多いため、声かけをして小まめに水分補給を促しましょう。

食事から水分を摂る工夫をする

水分が豊富な食材(果物、野菜、スープなど)を使った料理を提供することで、食事からも水分を摂取してもらいます。

また、飲みやすくするためにとろみをつけたスープやジュースを用意することも効果的です。

暖房の使い方を工夫する

暖房を使用すると室内が乾燥しやすくなるため、加湿器を使って湿度を保つよう心がけましょう。

乾燥した空気は脱水症状を悪化させる原因となります。

脱水症の予防に役立つ具体的な対策

以下の方法で脱水症のリスクを減らすことができます。

1. 水分摂取の習慣を作る

朝晩に一杯の水を飲む習慣をつける

飲み物を近くに置き、目につくようにする

2. 食事から水分を摂る工夫

スープ、みそ汁、野菜スムージーなど、食事を通じて水分を摂取する

果物やゼリー、ヨーグルトなどを取り入れる

3. 室内の乾燥対策

加湿器を使って湿度を保つ

室内に水を入れたコップを置く

4. 服装の調整

暖房で室温が上がりすぎないようにし、厚着を避ける

服装を適切に調整し、過剰に汗をかかないようにする

介護者としての役割と家族のサポート

ケアマネジャーとの連携

介護サービスを利用している場合、ケアマネジャーと連携して体調管理を相談することで、脱水症のリスクを減らすことができます。

ケアマネジャーは、高齢者の生活環境をチェックし、適切なサポートを提案してくれるため、脱水症を防ぐために有効です。

家族の注意点

介護サービスを利用していない場合でも、家族が積極的に水分摂取や室温管理を行うことが重要です。

以下の点に注意し、家族全員で高齢者や認知症の方をサポートしましょう。

水分摂取量の確認

毎日の水分摂取量を確認し、足りていない場合は積極的に補助しましょう。

室内環境のチェック

室内が乾燥しすぎていないか、適切な湿度が保たれているかを確認し、暖房の設定温度も調整します。

まとめ

冬でも脱水症状や熱中症のリスクは存在します。

特に高齢者や認知症の方では、脱水症や感染症が悪化する可能性が高いため、介護者として十分な対策が求められます。

水分を積極的に摂取させるための工夫や、室内の乾燥対策、感染症対策を行い、日々の生活で脱水症状を防ぐことが重要です。

冬の到来を前に、改めて予防と対策を考えていきましょう。

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